予定調和気味な引退宣言から早1か月以上。
ポケカ一切触らぬまま過ごしていましたが千葉大会に参加してきました。
なので現環境のおさらいをしておきます。

しばらく見ない間にだいぶ環境が変わった(?)ものです。
前環境はイベルタルやビリゲノなどEXをアタッカーに2ターン目以降からEX確定2発を狙ってくる中速(十分早かったけど)デッキが中心でしたが、レックウザ&シェイミの登場によって環境に足の速いデッキがぽんと投げ込まれた結果、環境から姿を消しました。
これをうけて現環境のデッキはゲームスピードを意識して組まれていることが多いと感じます。

方向性として
1.ゲームスピードを速くする
2.ゲームスピードを遅くする
のどちらかを強く意識していないといけないのが今環境の組み方ですね。
詳しく見てみると

1.ゲームスピードを速くする
・早く相手を倒す
ポケカの基本。基本的にこのプランをとれるデッキは最速&高打点のレックウザEX+シェイミになります。それ以外のEXで速く殴るというコンセプトは打点も早さも大きく落ちるため成立していません。
環境の仮想敵とされ、これに勝てるプランをとれるデッキがたくさん生まれました。

・早くサイドをとりきる
ルギア。なぐる回数を減らしてきっちりシェイミを狩る。
メタには多くないですがこのデッキが白レックに速度で対抗できる唯一のデッキかと思います。


2.ゲームスピードを遅くする
環境初期に比べかなり開拓されているジャンルです。個別で見ると

・シェイミを止める  (例)ソーナンス
1ターン目からソーナンスを投げ、稼いだ時間をまくることのできるアタッカーを相方に選ぶのが基本の形でしょうか。時間稼ぎの間に妨害されないグラードン・レックを倒せるライボルトが選ばれているようです。
基本的にはメガポケモンのような場持ちのいいアタッカーでないとソーナンスをとられたリターンを得られないという認識なのかなと思っています。


・グッズを止める(例)ガマゲロゲEX・オーロット
言わずと知れたガマゲロゲ。環境の仮想敵その2。
以前見られたクロバを相方にした形はほとんどいなくなり、エネ破壊型が基本になっているようです。ここまでしないとレックのスピードに対応できないということでしょう。
グッズロック+エネルギー破壊は相手の動きを予想しやすく、言ってしまうと運だけでなんとかできる場面があるため、使用者も多く見らます。
反面動きに多様性はないため運が向かないと辛い場面が多いのが難点かと思います。

オーロットは少しアプローチが変わり、アギルダーで多重ロックをかけられるためエネ破壊は主流ではなく、多くは往年のアギロットに高速でミツルを使うプランを搭載したものになります。
苦手なビリゲノ・弱点を突かれるとオーロットが間に合わないことが多かったイベルタルの減少を受けてトップメタにくいこんできています。
また、グッズロックの横行やアタッカーを入れ替えながら戦うデッキが減ったため入れ替えの採用多く見られない環境なのも追い風かと思われます。
マウントをとってもとられても一方的になりがちです。

・非EXを中心にデッキを組む(例)ライチュウ・リーフィア・ドンファン
私がポケカを離れている間にこのジャンルのデッキが大きく躍進したと感じました。
小物だけを並べるデッキはイベルタルをはじめとする前環境の中心だった中速デッキが苦手でしたがEXもすぐに倒される環境なので当然非EXの価値が上がっています。当然カードパワーは高くないのでメタを読み外す・踏み外すと少し辛いのかな思います。
ドンファンは非EXの割に別格でデッキパワーが高いので汎用性も得られるのが魅力でしょうか。ガマゲロゲの構築がエネ破壊に寄っているため小物の生存率が上がっているのも大きなポイントだと思います。


以上がレックを中心としたメタゲームの動きで千葉の段階はこの辺までメタが動いていたかなと思います。
レックやガマのハンマーなど1~2ターン目の引きや運の重要性が増したた環境になっているので、強い人ほどその展開を否定できるデッキを使いたい環境なのかなと思います。(強い人でもガマもレックも使うけど)
レックの減少を受けて小物やガマ・オーロットと戦えるイベルタルが復権の兆しを見せている感じもありますね。
しかしながらスピードを軽視したデッキはどこかでレックウザに咎められるリスクが付きまとうので結局メタの動き次第になってしまいますね。
ちなみにわたしは大阪でイベルタルか小物デッキを使いたいと思います。


それでは大阪大会でお会いしましょう。千葉ぶりにポケカする予定です。
みんなもポケモン、ゲットじゃぞ~

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